どうも、まきあです。
今回は、クソむずいことをあえて書くことにしました。
それを承知で読んでいただければと思います。
まずですが...
「世界は言葉で創られている」んですよ。
は?
と思うでしょうが、これはマジです。
僕らはとめどなく流れていく時間の中に生きているわけですが、
そもそも「1秒」なんて概念は恐竜にはありませんでした。
1日という概念も、ただ陽が沈んで昇るというその現象だけだったわけです。
僕ら人間が勝手に時間に「時間」という名前をつけて、
それを言葉によって理解しやすいように分割しているだけなんですよね。
時間と存在の関係性でいえば、
ラッセルの「世界5分前仮説」なんかが有名ですね。
あなたの記憶は全て5分前に作られたかもしれないという仮説です。
もし今あなたのそばに6分経過したタイマーがあるとしたら、
それは5分前に1分経過したタイマーが作られたかもしれないわけですよ。
「あれ、でも俺、しっかり6分前に10分でタイマーセットしたよ?」
って思うかもしれませんが、
それも作られた記憶かもしれないってことです。
スピってないですよ。認知の話です。
気が付いた人もいるでしょうが、
これは5分前だろうが1時間前だろうが、100年前だろうが、
別にどんな時間であれ関係ないんですよ。
それを思い出したり考えたり、認識するのは、
今現在のあなたの脳みそなわけなので。
逆を言えば今この瞬間に全部が作られているかもしれないですよね。
可能性は0とは言えないはずです。
何が言いたいかと言えば、
『自分の脳みそが自分の見る世界を創っている』ということです。
つまりはあなたの認知があなたの世界の全てなんですよ。
これは他の人間でも同じ。
あなたでも僕でも、あのインフルエンサーでもお母さんでもお父さんでもおじいちゃんでもおばあちゃんでも。
誰でも同じことなんですよね。
しかも僕らはそれを「言葉」で創っているんですよ。
言葉は意思疎通ツールでそれ以外の用途はないと思っている方多いですが、
実際には言葉を使って考えますし、
言葉を使って認識します。
例えば、世界各国で虹の見え方が違うのはご存知ですか?
日本では7色が一般的で、
僕ら日本人は、赤・橙・黃・緑・青・藍・紫の7色に見えます。
ですが南アジアのバイガ族では「赤・黒」という2色とされています。
もし、本当に「虹」という存在が
言葉と関係なく客観的存在としてあるなら、
こうやって言葉で認知が分かれるのはおかしいですよね?
だって7色であるはずの虹が、
ある人にはたったの2色に見えているわけです。
考えても見て欲しいんですが、虹に黒なんて僕らからしたら入ってないですよね。
それはつまり「僕らが言葉で認知を作っている」という証拠なんですよ。
僕らがそれをどう観ようとしているかによって、
表現する言葉がどんどん変わっていくわけです。
逆を言えば、
「見せたいものを語れば、見せたいものを見てもらえる」わけです。
言葉を操ってWeb上に「言葉で世界を創る」ことによって、
見せたいものを自分が見て欲しい形で見せることができるということ。
そのためには「言葉」なんですよね。
横文字を使わず、昔ながらの言葉で発信すれば、
それは非常に懐かしさや奥ゆかしさのある日本っぽいアカウントになりますし、
横文字を多用してイニシアチブをとっていけば、
先鋭的で意識が高いアカウントになれます。
同じ内容を発信していたとしてもそう感じるはずです。
言葉には固有の印象があるんですよ。
例えば「秩序」という言葉には重みや堅苦しさがありますが、
「マナー」には礼儀正しやさ紳士的なイメージを抱くはずです。
「ルール」という言葉はその中間にあって、
「規則」というとなんだか煩わしいのにも関わらず
「規則性」と言われるだけでルールと似た雰囲気を感じる。
こんなふうに、一般的な認識と言葉へのイメージはリンクしています。
この辺りをうまく使いこなすとブランディングはかなり容易になります。
例えば...
我々は、多くを消費しすぎる。それは常に足りないと思わされているためであり、
洗脳として存在する社会秩序が我々が道を外さぬようにという名目で、
大胆に我々を法秩序に縛り付けているからだ。
消費者としての思考ではここまで止まり。ここから先は販売者、つまり、
消費者をより良い方向へと導く伝道師として存在しなければ辿り着けないのだ。
なんて言えば、どこかカルトっぽくて怪しいし、
厳かで威厳がある世界観を醸し出せるでしょう。
ですが...
僕らって必要以上に物を買っちゃうし、使っちゃうんですよね。
ペットボトルとか。水筒でいいじゃないですか。必要ないんですよね実は。
っていう感じでこれまで僕らは洗脳されてきたんですよ。産業のために。
日本の民度を高く保つために。そういう名目で僕たちは法律にどんどん縛られる。
ですよね?だってどんどん法律は増える一方じゃないですか。
けどそれが当たり前って思ってませんか?治安は悪くなってないんですけどね。
でもずっと消費者のままだとここまでしか考えられないんですよ。
だって物を売った経験がないからね。ここから先は消費者により良い生活を提供する、
販売者になってみないと、わからないものがあるんです。
といえば、先ほどよりも軽いイメージで文章を読むことができたでしょう。
ちなみにこれはただの例で、僕の主張ではありませんよ。w
こんな感じで僕らってたった1つの単語をとっても、
全く違う印象を抱いたりするんですよね。
この辺りに拘って世界観が統一できるようになると、
ブランディングは超楽勝です。
僕はこれまでにフォロワー60名で3000万円以上売り上げたり、
ブランディングが核になる事業のライターとかやってました。
だからこそ、こういうことが言えるわけです。
言葉を選びましょう。世界をつくりましょう。
世界観を作っちゃうと、競合は消え失せます。
そこで商品を売ると死ぬほど売れますよ。
それでは!